第一回呉西MTG倶楽部(仮)スタンダード大会やります、詳しくはこちらの記事で
http://malp0crowcluewaf.diarynote.jp/201309281119271921/
テーロス発売後のスタンダード、残る強力カードからアーキタイプを考える。
■白
【ビート】
《万神殿の兵士》《威圧する君主》《管区の隊長》《ボロスの精鋭》《威名の英雄》と軽量優秀生物が揃い、
《放逐する僧侶》《精霊への挑戦》《前線の衛生兵》と攻防に効くカードも環境にある。
《勇気の道》《ヘリオッドの槍》と全体強化もあるため、白ウィニーは十分組める。
評決、憤怒がある環境で強いかどうかはさておく。
《テューンの大天使》《ヴィトゥ=ガジーの末裔》は重めだが、スペックは高い。
前者は緑の漁る軟泥と合わせて、後者はワームの到来などが相方となれば活躍できるだろう。
《鬼斬の聖騎士》《天上の鎧》と、呪禁ビートの強力パーツも残っている。
緑と合わせればまだ呪禁ビートは組めるとは思うが、トラフトが抜けた穴は大きいか。
《群れの統率者アジャニ》はそれらビート全てに入りうる優秀なPW。
軽くて堅いって素晴らしい。
【コントロール】
《太陽の勇者、エルズペス》《静穏の天使》と、白単色なのに強力な重量フィニッシャーが2体もいる環境。
《天界のほとばしり》《今わの際》《ギルドとの縁切り》と軽い除去もあって良い。
修復の天使が去った後なら《平和な心》《拘引》も活躍できそうだが、
エンチャントが多いTHS後はエンチャント破壊がメインで詰まれる環境なのかどうかが気になる。
《安全の領域》《盲従》で耐え続けるデッキも面白い。
特に前者は複数枚張ればビートは心が折れる。
全体除去枠として《次元の浄化》は今回もある。
PWごと流れてしまうのがコントロールとして辛いところだが、
《正義の勇者ギデオン》《太陽の神、ヘリオッド》など破壊不能を持つフィニッシャーと合わせれば。
ただこの環境はサイド後《異端の輝き》が飛んでくるかもしれないので、
白の破壊不能は言うほどあてにならないかもしれない。
■青
【ビート】
《雲ヒレの猛禽》は青にしては高い打点を持つ。
後続依存のため、後半引いたときに腐るのは大きなデメリットだが。
《潮縛りの魔道士》は強力クリーチャーが多い赤と緑ににらみを利かせる良カード。
コントロールでもサイドに積むことを考えられる。
《波使い》は青の信心を稼げればそのまま勝ちに行ける強力なカード。
難点はその信心を稼ぐのが非常に難しいという点。
《外出恐怖症》《家畜化》など、色拘束が強いものを使っていくしかないだろう。
《呪文裂き》はビートが使うカウンターとしては結構使いやすい方のカード。
ただ評決はカウンターできないので、全体除去対策としてカウンターは安定しないかも。
【コントロール】
《霊異種》《予知するスフィンクス》《記憶の熟達者、ジェイス》と、フィニッシャーはだいぶ堅い。
5マナジェイスは黒にPW破壊が増えたので少し辛いかもしれないが。
スペルでも《心理のらせん》があって、インスタントタイミングで決めに行ける。
《本質の散乱》《否認》《中略》《解消》《取り消し》《白鳥の歌》と、青単色でもかなり性能が良いカウンターが残る。
《払拭》《無効》《ミジウムの外皮》はサイドボード向けだが、最軽量のカウンターとして活躍できそう。
魂の洞窟が落ちて相対的にカウンターが強くなったが、依然として打ち消されない呪文やハンデスがあるので過信禁物。
特に今回黒に思考囲いが増えたのが青のコントロールにとっては逆風と取れる。
反面ドローは弱い。インスタントで使えそうなのは《急かし》《霊感》くらい。
インスタント以外なら《謹慎命令》《予言》《思考を築く者、ジェイス》があるが、インスタントで無いのは結構辛い。
《海の神、タッサ》はドロー操作エンジン兼フィニッシャーとして使えそうだが、本人がクリーチャー化することは多くなさそう。
《家畜化》《外出恐怖症》《走者止め》といったエンチャントの除去は、白の項でも書いた通り相対的に強くなった。
単純除去として《急速混成》《豚の呪い》もある。再生不可や追放はロッテスやヴァロルズを睨むにはちょうど良いかもしれない。
序盤の壁要員は《前兆語り》。ボーラスの占い師と比べてはいけない。
しかしこいつは土地を探してくることができるので、キープ基準を甘めにできるのが評価できる。
《霜の壁》も2体のアタッカーを止めてくれるので評価できる。
《記憶の壁》《古術師》は後半のアド稼ぎ要員として有用。
《サイクロンの裂け目》《航海の終わり》は扱いやすいバウンス。送還は無いが実践レベルには達している。
■白青
【ビート】
実はけっこう駒は揃ってたりする。白の軽量優秀クリーチャーに、
《審判官の使い魔》《返済代理人》《新プラーフのギルド魔道士》《リーヴの空騎士》を加えた白青ビートはワンチャンあるのではと睨む。
《第10管区のラヴィニア》《上昇する法魔道士》は重いが強力な能力を持つので、デッキを選べば活躍できそう。
【コントロール】
なんといっても《スフィンクスの啓示》《至高の評決》。これが残るから白青系コントロールはまだ環境に残るだろう。
《アゾリウスの魔除け》《静寂宣告》《劇的な救出》《拘留の宝球》と使いやすいスペルもあるので、残るのは盤石。
《不可侵議員》《閉廷宣言》と扱い辛いスペルもあるが、このあたりもデッキと相手を選べば強い。
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